平均約250ヤード…!? 山路晶、飛ばしのポイントは“体の上下動”にあり!
今月は女子プロのなかでも飛ばし屋といわれる山路晶選手のスイングから、飛距離アップのコツを探ります。解説は木元幸多郎コーチです。
マネやすいものを取り入れて、飛距離アップを目指しましょう!
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体を上下に動かしてパワーを引き出す
山路選手のスイング写真は、ドライバーではなくフェアウェイウッドですが、ドライバーでは平均250ヤード以上を飛ばしています。穴井詩選手(上記関連記事を参照)と比べると、山路選手は体の上下動を使って飛ばしています。
トップから切り返しで、お尻を下げて沈み込み(❸❹)、そこからインパクトで体が伸び上がる。PGAツアーのプロでいえば、ローリー・マキロイ選手のような下半身の使い方をしています。お尻が下がると骨盤が前傾し、少しガニ股っぽくなるので、前傾がキープしやすくなります。
アマチュアは切り返しから体を回そうとするときにお尻が前に出て、体が起き上がってしまう人が多いので注意してください。また、前傾がキープできない人はツマ先寄りの体重になっている人が多いです。
❶のアドレスの時点で少しカカトにも体重をかけるようにする。すると、沈み込む動きでパワーを引き出すことができます。
いかがでしたか? 早速実践して飛距離アップを目指しましょう!
山路 晶
●やまじ・あきら/1998年生まれ、宮城県出身。166cm。昨シーズンは樋口久子三菱電機レディスで4位タイ、ニトリレディスで3位タイに入った。ドライビングディスタンスは251.06ヤード。森六グループ所属。
解説=木元幸多郎
●きもと・こうたろう/1995年生まれ、東京都出身。神奈川県相模原市のふたゴルフアカデミーと東京都港区のHIRO GOLF ACADEMYを拠点にし、幅広いレベルのゴルファーを指導。
写真=田中宏幸
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