「7番アイアンで200ヤードも飛ぶ」ってマジ!?“飛距離”に特化したアイアン4選
0年振りにニューアイアンを買う人、必見! クラブのなかでもっとも買い替えないアイアン。買い替えどきはいつで、何にしたらいいかをカノマタが徹底解説!
今回紹介する14モデルでも7番アイアンのロフト差は6度以上!飛距離を優先する人は、ロフトが何度か必ず確認しよう。
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「飛距離」が違うポイントは「ロフト角」
アイアンの買い替えに飛距離求めるゴルファーは多く、今は、アベレージ向けアイアンが飛び系になっているだけでなく、ツアーモデルや軟鉄鍛造のアイアンも昔より飛距離性能が高くなっています。私のヘッドスピード(ドライバーで約42m/秒)でも、7番アイアンで200ヤードを超えるモデルがあります。
飛距離が違う一番のポイントはロフト角です。飛距離性能が高い飛び系の7番アイアンのロフトは28度前後が多い。ですから、球を高く上げたいから7番アイアンのロフトが30度以上あるモデルを選ぶとなると、飛距離性能が損なわれてしまいます。そんな人はもうひとつの項目で「素材・製法」に注目。チタンフェースはロフトが寝ていても高い飛距離性能をもっています。飛ぶことを最優先なら、単純に7番アイアンのロフトが28度前後のストロングロフトを最優先項目にして、もうひとつの項目を何にするかを考えて選んでください。
「飛距離」を優先する人にオススメの4モデル
つるやワンサイダー Ji :
短尺のハイロフトでも7番で200ヤード!
つるやワンサイダー Ji
7番アイアンのロフトが32度で、長さも36.375インチの短尺設計。それでもチタンフェースの高い反発性能によってボール初速が上がり、7番アイアンで200ヤード近く飛ぶ!
SPEC●素材/6-4Ti(フェース)、ソフトステンレス(ボディ)●シャフト/ONESIDER Ji Diamanaカーボン、ELEVATE MPH95スチール●価格/9万3500円~(5本セット・6I-PW)
ダンロップ ゼクシオ 12:
カーボンシャフトは超飛び系!
薄肉のチタン素材を使った反発性能の高いフェースはもちろん、カーボンシャフトのモデルは飛距離性能が高いので、ヘッドとシャフトの相乗効果で飛距離を大きく伸ばせる。
SPEC●素材/チタン(フェース)、SUS630+高比重タングステンニッケルウエイト(ボディ)●シャフト/ゼクシオMP1200カーボン、N.S.PRO 850GHDST for XXIO●価格/11万円~(5本セット・6I-PW)
キャロウェイ ローグST MAX:
フェース素材を変更し飛びの3要素を適正化
AIがボール初速、打ち出し角、スピン量の3要素を適正化するフェースを採用。フェース素材を17-4ステンレスではなく、カーペンター450に変更したことで反発性能も向上。
SPEC●素材/カーペンター450ステンレス・FLASHフェースカップ(フェース)、17-4ステンレス(ボディ)、ウレタンマイクロスフィア、プレシジョンタングステンウエイト●シャフト/ベンタス5 for Callawayなど●価格/13万2000円(5本セット・6I-PW)
グローブライド オノフ AKA:
高い反発性能で下側ヒットでも飛ぶ
オノフらしいシンプルなデザインの大型ヘッド。センターヒットしたときはもちろん、ややフェース下めに当たったときでも高い飛距離性能を発揮。キャリーが伸びるのが魅力。
SPEC●素材/高強度AM355P(フェース、ボディ)、タングステン合金ウエイト(ソール)●シャフト/スムースキック MP-522I、KBSツアーライト100●価格/11万円~(5本セット・6I-PW)
いかがでしたか? 「飛距離」を優先する方は、ぜひこの記事で紹介したおすすめモデルにも注目してみて下さい。
試打・解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。
構成=野中真一
写真=相田克己
協力=ジャパンゴルフスクール
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