運命の“リランキング”で下克上…!? 最終戦までのチケットを手にした女子プロは?
国内女子ツアー第29戦『ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン』が終わり、最新のメルセデス・ランキング(MR ※1)が発表されました。
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『ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン』では現在MR1位の山下美夢有が初日から首位を譲らずトータル18アンダーで、後続に5打差をつけて圧勝しました。さらに初日にツアー新記録となる「60」をマークし、3日間でボギーは最終日の1つのみ。まさにMR1位にふさわしい完全優勝で今季3勝目を挙げました。
準優勝は通算13アンダーの三ヶ島かなとルーキーの19歳・竹田麗央。2週連続優勝を狙った尾関彩美悠は16位、ディフェンディングチャンピオンである西村優菜は28位で大会を終えました。
結果を受けて、MR1位は山下美夢有(2,470.48pt)。2位西郷真央(1,998.62pt)。3位稲見萌寧(1,904.40pt)、4位西村優菜(1,561.43pt)5位吉田優利(1,439.20pt)となっております。
また今季の残り試合の出場優先順を決める第2回リランキング ※2の順位も発表されました。下剋上を果たしたのは今大会で準優勝を果たした竹田麗央。第1回リランキングでは50位に入りましたが、第2回リランキングでは今大会のポイントも加算され20位まで順位を上げ、終盤戦の出場権をもぎ取りました。
またベテランの金田久美子も今季QT87位からスタートしながら、リランキングでここまで出場権を勝ち取り、今回のリランキングでも25位のボーダーラインに到達し、来週以降の試合も出場可能とみられています。
リランキングも発表され、ますます白熱するJLPGAツアー。今年の年間最優秀選手は誰が手にするのか、注目です。
※メルセデス・ランキング(MR)とは、JLPGAツアー競技およびUSJLPGAメジャー競技での順位をポイントに換算し、年間を通じての総合的な活躍度を評価するランキング。その年のJLPGAツアー終了時の上位50位までに、翌年度のシード権が付与されます。
※リランキングとは賞金シード保持者を除いて、MRの順位でその後のツアーの出場優先順を見直す制度。第2回リランキングの上位者は残り6試合(日本女子オープン、TOTOジャパンクラシック、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップを除く)に出場が可能。出場権を得るための目安は25位前後とされています。
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