頭が動かないのがスゴすぎ!木下裕太が真っすぐ飛ばせる理由を解説
フェアウェイキープ率上位の木下裕太プロのスイングから、ドライバーを真っすぐ飛ばすポイントを解説!
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後頭部に軸があるイメージでスイング
木下選手は前出の2選手に比べて、アマチュアがマネしやすいスイングです。②のバックスイングで動かした頭が、フィニッシュ直前まで右の足の上にある。こうなると、インパクトでは視界の左側に手元が見えるはずです。アマチュアは視界の右側に手元やクラブがある人が多いですが、手元が頭や体の右側にあると、クラブを真っすぐ出しづらくなるため、方向性が悪くなってしまいます。
また、右足の上に頭を残すスイングは、意識しなくても自然にアームローテーションができる(⑥)。アームローテーションができると右手のひらが地面を向くため、ラインを出しやすくなります。
頭の位置を意識するには、頭の前ではなく後頭部に軸があると思って、その軸を動かさないようにスイングしてください。後頭部の軸を意識すると顔が動きますが、バックスイングでは目と鼻などが顔1個ぶんくらい右に動くのはOK。その後はずっと、右足の上に頭があるようにスイングしてください。
いかがでしたか? 木下選手のスイングを参考に、後頭部の軸を意識したスイングを目指しましょう。
木下裕太
●きのした・ゆうた/1986年生まれ、鹿児島県出身。174cm、80kg。18年のマイナビABCチャンピオンシップ2018でツアー初優勝。昨季はカシオワールドオープンで、ホールインワンを達成したショットメーカー。光莉リゾート&GOLF所属。
解説=平野茂
●ひらの・しげる/1973年生まれ、東京都出身。早稲田大学野球部から社会人野球の選手としてプロ野球を目指し、その後、ゴルフに転向。2013年に東京都・五反田にあるフラットフィールドゴルフ代表として独立。師匠は叔父の中山徹プロ。
写真=ゲーリー小林
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