賞金ランク1位・比嘉一貴、好調の理由やスイングを自分で解説!「今年の優勝に…」
今回は、賞金ランキング1位(8/9現在)をひた走る比嘉一貴プロに、自身のスイング写真を見てもらってどこに気をつけて振っているのかを解説してもらった。
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スイングのよし悪しは“スタンス幅”で決まる!(比嘉)
「スタンスが広すぎず、バランスよく立てていると思います。ほとんどのミスはスタンスが原因で起きていると思っているので、スタンス幅にはいつも気をつけています。なので、ミスしたらアドレスを直す。アドレスさえ決まれば、あとはリズムよく打つだけ。しいていうなら、スイングの調子が悪いときはバックスイングでインに引きすぎてしまうことが多いので、真っすぐ上げるようにしています」(比嘉)
去年よりもいい状態で振れている
上の連続写真は昨年のもので、低い球を打っているスイングです。ここから今年のスイング(下)は変わっているのですが、写真ではわかりづらいですね。リズムや切り返しのタイミングを変えました。これがベストとは思いませんが、去年よりはいい状態で振れています。バランスがよくなって、大きなミスが出なくなった。それが今年の優勝にもつながったのかな、と思います。
スイングはバランスが大事です。飛ばしや方向性への意識はなく、リズムを大切にしています。詳しく説明すると、スタンスを広げすぎず、重心も高くならないように気をつけています。体重移動を大きく行なうタイプではないので、スタンスは狭めですが、試合が続くとだんだん広がってしまうんです。そうするとリズムが崩れやすくなります。
今後はフィジカルをもっといい状態にして、それに合ったスイングを見つけていきたいです。もう少しヘッドスピードを上げて、ロングアイアンで高い球が打てるようにもなりたいですね。今でも打てないことはないのですが、まだ精度がよくなく自信がないので、精度を上げたいです!
いかがでしたか?今回の比嘉プロのスイング分析を参考に練習に取り入れて、精度向上に繋げましょう!
比嘉一貴
●ひが・かずき/1995年生まれ、沖縄県出身。158cm、70kg。今シーズンは関西オープンとBMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップで優勝。初メジャーとなる全英オープンの出場権も獲得した。フリー。
写真=ゲーリー小林
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