【アプローチ】アドレス変えるだけで簡単改善!関雅史プロがレッスン
ワッグル創刊30周年記念企画! 日ごろのご愛読に感謝して、レッスンの読者モデルを募集。
アプローチ編のコーチは関雅史プロ。
【あわせて読みたい】ウェッジ14本を試打解説!アマが選んだ「ベスト3」は?選ばれたのはあのモデル…!?
お悩み「ショートのミスが多いんです」
アドレスとグリップを直しましょう!
自然なフックグリップでシャフトを倒して構える
村瀬さんのお悩みはアマチュアに多いザックリ、ポッコンでのショート。これは「アドレス、グリップ、ボール位置など打つ前の準備から修正!とくに村瀬さんはグリップを変えたい」と、ボールに力がしっかり伝わるクラブの握り方をレッスンしてくれた。
村瀬さんの構えはスクエアグリップで手元が真ん中にあるため、両腕とシャフトで「Y」字を描く形。球を高く上げたい状況などではこれでもよいが、ショートのミスが多い人には×。
1、左腕をダランと垂らした状態でクラブを握る。すると自然と左手はややフックグリップになる。2、1のグリップのままヘッドをボールにセットすると、手元はヘッドよりも左にきて、シャフトが左に倒れる。
インパクトはアドレスを再現。アドレスと同じく、左肩からヘッドまでを一直線にするとハンドファーストの形で当たるので、ボールに力が伝わり前にしっかり飛んでくれる。
12の手順で構えた村瀬さんのアドレスは、「Y」から「y」の形になり、握り方もフックグリップになった。
お悩み「気をつけているのにトップする」
たまに出るトップをゼロにしたい、というのが今野さんの希望。今野さんのスイングを見て、関は「うまくボールを拾えていますが、タイミングがズレたらトップだけでなくダフリも出るパターンですね。これは感覚で直しましょう!」と、ドリルを教えてくれた。
すくう動きをなくしましょう!
原因はダウンスイングで、手首とヘッドをリリースしてしまうこと。ボールをすくいたい気持ちが強いと起こりやすく、打点が上下にズレしてしまう。
右手だけでうまく打とうとすると、手首をリリースしたりヘッドを先に出したりしない。
右手1本打ちを練習しよう。アドレスではヘッドより手元を前に出して構える。
アドレスからフォローまで、体やクラブの動かし方は右手1本打ちと同じ感覚で!
両手で握っても右手1本のイメージで!
いかがでしたか?今回のレッスンを参考に、トップをゼロにするコツを掴みましょう!
レッスン=関雅史
●せき・まさし/1974年生まれ、東京都出身。“QP”の愛称で親しまれるティーチングプロ。スイングとクラブの両面からの指導を得意とし、「ギア猿」などさまざまなゴルフメディアに出演する人気者。ゴルフフィールズ主宰。
写真=相田克己
協力=日神グループ 平川カントリークラブ
【あわせて読みたい】
「チャーシューメン」ではなく…!?三ヶ島かな、いいリズムでドライバーを振る方法を伝授!