全英初Vのキャメロン・スミス!実は「性格は…」現地ゴルフフォトグラファーが語る
コロナ前の状態にほぼ戻り、日本人選手が活躍するなどいいニュースがたくさんあった2022年の米ツアーの前半戦を、ゴルフフォトグラファーのJJ田辺が振り返りました(5/21時点)。
5月時点での振り返りでしたが、ニューヒーローとしてJJ田辺はキャメロン・スミスをピックアップ。しかもスミスの“メジャー初V”を、JJ田辺を予想! その予想通り、スミスは7月の全英オープンでメジャー初Vを果たしました。
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ニューヒーローの出現と快進撃
いつの時代も世代交代は起きるが、今年はふたりの選手が急激に台頭してきた。ひとりめはスコッティ・シェフラー。昨年まで未勝利で世界ランクは19位。ところが2月に初優勝をあげると3月には2勝。世界ランクの頂点まで一気に駆け上がって「マスターズ」でも優勝。そんなシェフラーは、ジュニアのころに来日しているが「日本食が苦手なようで、マクドナルドしか食べようとしなかった」(C・チャンプ談)というエピソードがある。来年のマスターズのチャンピオンズディナーは、ウッズ以来のハンバーガーになるかもしれない。
今年、シェフラーと同じぐらい勢いに乗っているのが、オーストラリアのキャメロン・スミスだ。昨年の世界ランクは22位だったが、1月の「セントリートーナメント」を制すと、第5のメジャーと呼ばれる3月の「プレーヤーズ選手権」でも優勝。「マスターズ」では3位タイに入り、翌週の世界ランクは3位にまでジャンプアップ。後ろ髪を伸ばしたワイルドな風貌だが、性格は優しく穏やかで、そのギャップもおもしろい。28歳はツアーではまだ若手に入るが、成熟度も安定感も増してきた。もしかすると次のメジャー覇者かも?
写真=JJ田辺
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