真の“レベルブロー”とは…!? ロープを使ったドリルで習得できる?ゴルフコーチが解説
「ミスヒットに強く真っすぐ飛ぶアイアンもいいですが、プロは女子でもそういうアイアンを使っていませんよね。それはなぜだと思います?」という質問を投げかけてきたのは、西のカリスマクラブフィッターと呼ばれる土手陸コーチ。
今回は、カッコいいアイアンを打ちこなすスイングを教えてくれた!
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カッコいいアイアンを打ちこなすスイング「クラブをひく」ように振る!
カッコいいアイアンの打ち方の基本はレベルブローです。ダウンブローでターフをとるような打ち方は必要としませんが、レベルブローの勘違いにも要注意!
トップから振り下ろしたヘッドを素早く低い位置に下ろして、ボール手前から地面と平行に動かすのは不可能。ダフリやトップが出てしまいます。
真のレベルブローは飛行機でたとえると「着陸と離陸」。ボール位置をヘッドの着地点として、ゆるやかな下降と上昇のなかでヒットします。
この正しいレベルブローは、クラブを引くように振ってください。振り子運動をさせるとき、動き出しは支点を左右に引くように動かして先を揺らしますよね。これは、スイングでいえば切り返しの動きと同じ。
先(ヘッド)ではなく手元が先に動いて、クラブは遅れて動く。切り返しで手元を動かすのはNGではなく「引く動き」、そして「引き続ける」ことで振り子のような安定した軌道を描くレベルブローになるのです。
この軌道の習得は、ロープを使ったドリルが超オススメですよ!
いかがでしたか? カッコいいアイアン打ちこなせるよう、土手コーチのレッスンを参考に練習してみましょう。
解説・レッスン=土手陸
●どて・たいら/1991年生まれ、広島県出身。東京ゴルフスタジオのスタッフや京都のゴルフギアベースD-UPの代表として活動。ギアとレッスンと両面から上達させる指導に定評がある。
写真=田中宏幸
協力=取手桜が丘ゴルフクラブ(アコーディア・ゴルフ)