“ライン出し”の振り幅は?「フォローでは右腕が…」ゴルフコーチがレッスン!
アイアンがうまくなりたいなら、プロの「ライン出し」をマスターしましょう! スイングも弾道もガラリと変わる、カッコいいアイアンショットのコツをレッスン!
ライン出しは方向がよくなるだけでなく、飛びすぎがなくなるので飛距離も合わせやすいショット。
ミート率も上がるので大きくショートすることも防げますよ!
【あわせて読みたい】【どっち?】ドライバーで“球が曲がらない”トップは!? 今平周吾プロがレッスン
ライン出しの大原則!アドレスからインパクトまで左足荷重!
ライン出しのショットは、ドライバーのように飛距離を求めるショットではありません。ターゲットを正確にとらえることが重要なので「飛距離は普段より少し落ち着いてもいい」と理解してください。そのため、ショートしたくないときなど状況によっては、一番手上げて打つことも考えましょう。打ち方で重要なのは、インパクトで左足荷重の体勢を作ることです。
トップからインパクトにかけて左足に体重を乗せようとすると、上体が突っ込んだりフェーズが開いてしまうことがあるので、最初から左足重心で構え、体重移動を使わないで打つことをオススメします。
すると、ヘッドの入射角も自然とややダウンブローになります。スイングはコンパクトでも力感はフルショットとほぼ一緒。インパクトを緩めず、上から「ボールを少しつぶして打つ」イメージをもってください。
いかがでしたか? これでアイアンのかっこいいショットである、ライン出しスイングを理解していただけたかと思います。早速実践してみて下さい。
レッスン=後藤悠斗
●ごとう・ゆうと/愛知県出身、小学1年生でゴルフをはじめ、美濃加茂高校ゴルフ部2年時にはTEAM JAPANに選出される。現在は広尾インパクトで多くのアマチュアゴルファーを指導。インスタグラム(g.you10.g)にて、ゴルフレッスンや質問などを受付中。
構成=三代崇、編集部
協力=西武園ゴルフ場、取手桜が丘ゴルフクラブ(アコーディア・ゴルフ)