ウェッジの選び方の基本!56度と58度どちらを入れるべきか?
ウエッジワークのレベルアップのためには、道具の機能を理解すること、そして自分の意図する目的に合った道具を使うことも非常に重要です。
今回は石井忍プロにウエッジの基本を教えてもらいました。
【あわせて読みたい】【3分】ダフリ・トップをすぐ直す!「振り子の素振りで…」プロが解説
ピッチ&ランなら56度以下!球を上げるなら58度以上
ウエッジを考える際の第1のポイントは、ロフトです。SWであれば、ある程度ランを計算したピッチ&ランを打ちやすいのが56度以下のもの、ピッチショットやロブショットなどボールを上げやすいのが58度以上のものと考えてください。
ロフトが多いSWは、ロングアプローチやフルショットで距離感がそろいにくいため、敬遠する人も多いですが、ピッチ&ランやロングアプローチは、もう少しロフトの立ったAWでも簡単にできます。
しかし56度以下のSWでボールを上げようと思ったら、フェースを開いて使う高い技術が要求されます。SWは「ボールを上げなければならないときのお助けクラブ」と考え、フェースを開かずにやさしくボールを上げられる58~60度のものを入れるという発想が、意外にウエッジゲームをやさしくしてくれるかもしれません。
レッスン=石井忍
●いしい・しのぶ/プロゴルファー。日本大学ゴルフ部を経て、1998年プロ入りし、翌年からツアーに参戦。2010年にコーチに転身。トッププロの指導にあたるとともに、千葉と東京神保町でエースゴルフクラブを主宰。アマチュアに向けて、その経験を活かしたレッスン活動も展開している。