“大型ヘッドアイアン”で避けたい振り方は?「フェースの向きを…」とプロが解説
あなたのクラブの特徴や機能をフルに発揮する振り方を石井良介プロが解説&レッスンします!
今回は“大型ヘッドのアイアン”です。慣性モーメントが高くやさしいイメージですが、注意するべきポイントがあると石井プロは言います。
やさしい大型ヘッドの意外な落とし穴
「RMX VD40 アイアン」などの大型ヘッドのアイアンは、トゥとヒールに大きく重量配分し、ミスヒットの強さを発揮します。しかし、そのやさしさは機敏なフェースの開閉には向いていないともいえるので、ゴルファーによっては操作しにくいと感じる人もいるはずです。とくに重いトゥ側が動いてしまうと、フェースが大きく開いてしまい、思わぬミスショットにつながります。
トゥがつねに上向きならヘッドは下に落ちない
フェースが開くのは、地球の重力が作用してヘッドが下に落ちようとするためです。この力は、慣性モーメントの大きな大型ヘッドほど大きく動きやすい。したがって、スイング中はその力に抗って、フェースの向きをキープする必要があります。
コツは、トゥがつねに上を向くように振ること。手元を下げる力を加えて、ヘッドが落ちる力と拮抗させるのがポイントです。手元を低く保てば、フェースの向きが安定します。
いかがでしたか? 石井プロのレッスンを参考にしてみましょう。YouTubeでも動画をアップしているのでチェックしてみてくださいね!
解説・レッスン=石井良介
●いしい・りょうすけ/1981年生まれ、神奈川県出身。トラックマンを駆使したレッスンが人気のPGAティーチングプロ。YouTubeチャンネル「試打ラボしだるTV」が人気で、最新ギアはほぼテスト済み!
構成=コヤマカズヒロ