稲見萌寧が“パット”を改善できた理由とは?コーチが明かす上達法
稲見萌寧が“パット”を改善できた理由とは?コーチが明かす上達法
プロコーチの奥嶋誠昭氏にパターを上達するコツを聞いてみたところ、「グリップの握り方が自分に合っていることが重要」という答えが返ってきました。 奥嶋コーチが教える稲見萌寧プロも、グリップを変えたことでパッティングが劇的に良くなったそう。
それなら試さないわけにはいきませんよね! ぜひトライしてみてください。
パターグリップに「普通」はない!全部試してみよう
パッティングはグリップの握り方が自分に合っていることが重要。合っていないとスムーズなストロークができず、方向もタッチも合いません。稲見選手もパッティングに悩んでいたとき、順手からクロスハンドの握り方に変えて急に入るようになりました。
基本的には、自分が右手と左手どちらを主体に振っているかをベースに、右手主体なら順手やクロス・クロー、左手ならクロスハンドやクローグリップが合いやすいですが、これはあくまで目安。実際に全部のグリップを試してみて、一番入る握り方を見つけてください。
最初はコースでは、タッチが合わなかったりミスが出ると思います。でも、最低2~3ラウンドはガマン! のちに必ず成果が出るはずです。
4種類の握り方を紹介
1、順手
2、クロスハンド
3、順手クロー
4、クロス・クロー
いかがでしたか? 自分に合った握り方をマスターして、パッティング上達に役立ててください!
レッスン=奥嶋誠昭
●おくしま・ともあき/ 1980年生まれ、神奈川県出身。プロコーチとして稲見萌寧、高橋彩華、木下稜介らを指導。「GEARS」を駆使したレッスンの第一人者でもある。
構成=鈴木康介
写真=相田克己
協力=日神グループ 平川CC