アトムが教えてくれた!
“わざと”スライス・フックを打つ方法!

100を切ったらそろそろ
球の曲げ方を覚えたい。
スライス・フック、
弾道の高低の操り方の基本と
「できない理由」をしっかり学ぼう!

基本はフェースは目標、
体の向きは
打ち出し方向に向ける

 まずはフックとスライスの打ち方の基本をお教えします。球を曲げるには、フェースは目標(ボールを止めたい方向)に向けたまま、フックならターゲットより右を、スライスなら左を向いて構え、スタンスなりにスイングします。
 これによってフックの場合は目標方向に対して軌道がインサイド・アウトになり、その軌道に対してフェースがかぶって当たるので球が左に曲がります。反対にスライスの場合は目標方向に対してアウトサイド・イン軌道になり、その軌道に対してフェースが開いて当たるので球が右に曲がるというわけです。球を大きく曲げたいときほど、スタンスの向きを大きく変えます。
 ポイントは、向きを変えてもスイングを変えず、スタンスなりに振り切ることです。


レッスン=重永亜斗夢
●しげなが・あとむ/1988年生まれ、熊本県出身。172cm、60kg。ゴルフの名門沖学園高校時代に「全国高校選手権春季大会」で優勝。その後日大を1年で中退してプロ転向。18年の「東建ホームメイトカップ」で初優勝をとげる。


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ちなみに今号の特集は

「FWは“専用スイング”でうまく打てる!」
ぜひお楽しみください。

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