ミズノプロができるまで②〜工場潜入編〜

ミズノプロができるまで②
〜自分だけの1本が作られる現場へ!〜工場潜入編〜

美しいヘッドは、研磨技術の高さが合ってこそ。ヘッド1つ1つを職人たちが削っていく

岐阜県養老町にある養老工場。先進のテクノロジーと匠の技が融合する場所

モデル名がレーザーで刻印される瞬間

様々な技術認定試験による資格が授与される

1本1本、ライ角を調整している

 

ていねいな手仕事で
美しいヘッドは完成する

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 ミズノのものづくりの拠点「養老工場」。ここでは、多くの職人たちの手によって、クラブが1本1本ていねいに作られている。前のページで受けたフィッティングによるクラブも、ここですべてが完成する。
「ミズノの強みは何と言ってもこの自社工場があることです。ヘッドの研磨から組み立てまでを一貫してできるから、完成度も高いですし、納期も早い。現在、ミズノプロのオーダーもたくさんいただき、職人たちが汗を流しながら作っています」
 そう語るのはミズノ一筋35年以上、クラブ作りの最前線に立つ伊藤友男さん。ミズノのアイアンの良さについても聞いた。
「やはり見た目の美しさやバランスのよさ。そして打感。打感は柔らかければいいものでもなく、材料や音の研究などで追求しています。その中でもミズノプロは、さらに打感のよさにこだわったモデルです」
 その研究の成果の1つが新技術「グレインフローフォージドHD」だ。ヘッド内部の鍛流線を打球面に密集させることで打球音の響きが持続し、より打感のよさを感じられるという。
「現代では、そうした細かい技術はデータに頼る部分も大きいです。しかし、データだけでは表現できないことも多々あります。データに基づいてクラブを試作した後、必ず人の目で見て、細かい調整を加えていくのです。そこは経験がモノを言う部分。そしてその経験を受け継ぐ若い職人も育ってきています」
 その人その人に合った、世界に1つしかないクラブは、替えの効かない職人たちの知恵や経験、技術によって生み出されている。

ミズノのクラフトマンの中でも最高位「マイスター」の伊藤友男さんに話を聞いた

MIZUNO PRO アイアン

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518=32度、918=31度●シャフト/スチール=DG120、DG95、DG、NSプロ モーダス3ツアー120、NSプロ モーダス3ツアー105など カーボン=TS-i、OTi85、MCI80、ツアーAD-75など●長さ(#7)/36.75インチ(3本共通)●価格/1本1万9000円〜(3本共通)

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