【ウエッジの機能と選び方④】 バウンスをどう活かすか?(全7回)
【ウエッジの機能と選び方④】
バウンスをどう活かすか?(全7回)
バンカー重視ならハイバウンス アプローチ重視ならローバウンス
アプローチの打ち方やソールの使い方は十人十色なので、どんなソールが使いやすいかは、人それぞれ経験によって見つけていくしかありませんが、基本的にはバウンスが多いほうがバンカーがやさしく、多すぎないほうがアプローチで邪魔になりにくいということは言えるでしょう。ですので、アプローチでザックリが多い人はいまよりもバウンスが少なめのもの、バンカーが苦手な人はハイバウンスかワイドソールのものにしてみるといいかもしれません。
また、一般的にはダウンブローが強い人やカット軌道の人はハイバウンス、入射角がゆるやかな人はローバウウンスが合いやすいですが、これも目安でしかありません。
ウエッジを買う際は、できれば芝の上で一度構えてみて、ソールした感覚を確認してほしいですね。フェースを開いて使う人はとくに、思い切って開いて構えてみて、ソールが突っかかる感じがないか、すわりがいいかなどを必ずチェックしてください。
解説=
石井忍
●いしい・しのぶ/プロゴルファー。日本大学ゴルフ部を経て、1998年プロ入りし、翌年からツアーに参戦。2010年にコーチに転身。トッププロの指導にあたるとともに、千葉と東京神保町でエースゴルフクラブを主宰。アマチュアに向けて、その経験を活かしたレッスン活動も展開している。