現役女子大生ゴルファーが実体験！　プロギアの科学のチカラ

その人の「タメ」の作り方やリリースの仕方をチェック。「小川さんの場合、トップでのシャフトの捻り量が平均より多いことがわかりました。これは左腕の動かし方に原因があるケースが多く、その辺を次の動作分析で見ていきます」

【ヘッド解析】

ヘッドがどうインパクトに向かうかを見る。「小川さんは、5.3度アッパーのインサイド軌道。4つのゾーンに分けたスイングマップは、上級者に分類されるAゾーン。とくに問題ありません」

プロや上級者はほぼAのインアッパーになる。小川さんは中でもアッパーが強い「女子プロゾーン2」に分類

科学のチカラから答えを導きだす！

＜最適クラブの提案＞飛距離をアップさせながら安定性も向上させるギアはこれ！

ダイヤモンドスピーダー　RS-F（9.5度）

「飛距離性能としては、マイドライバーである長尺モデルと同等くらいです。しかし、左に行かないヘッドにしっかり叩けるシャフトを装着することで、左へのミスが激減。安定性が増し、トータルパフォーマンスが高くなります」（京村）　
「これまで試行錯誤して作ったマイクラブと、今パッと渡されたクラブが飛距離が変わらないどころか、ミスが減るなんて……」と小川さんは少しショックな様子。最先端技術を見せつけられました！

＜レッスンの提案＞左腕のねじれを元に戻せば飛距離と球筋が激安定！

トップで捻った左腕をインパクトで元に戻すように振るといい

動作解析システムを入れてわかってきたのが、「飛距離アップには、左腕の捻れが関係している」ことだと京村店長は言います。「小川さんはインパクトでフェースをスクエアに戻すことはできています。しかし、左腕がアドレスした時のカタチに戻っていないんです。上級者やジュニアによくある傾向で、フェースをスクエアに戻す動きを、左腕ではない部分で行なっている。ここを修正していけば、球筋が安定し、飛距離が伸ばせそうです」

「ここまで本格的なフィッティングは初めてだったので、精度の高さに驚きました！」（小川）

プロギア銀座 EX

サイエンス・フィットの他に、レッスンエリアとラウンジ、ショップスペースも備えている

プロと自分のスイングを比較できる

右）カスタムシャフトがずらりと並ぶショップエリア　　左）ヘッド挙動を測定するROBO1と弾道を測定するROBO2。このほか、今回新たにスイングの挙動を測るROBO3が加わった　　

●住所：東京都中央区銀座1-7-17 ヒューリック銀座1丁目ガス灯通りビル3F
●営業時間：ショップ＝11:00〜19:00 ／サイエンス・フィット、レッスン＝11:00〜21:00
●休：夏季、年末年始●料金：サイエンス・フィットEXコース＝110分2万1000円＋税（取材内容）、クラブフィッティング＝50分8000円＋税、ティーチング＝50分1万1000円＋税など
●電話：0120-562-270
＊詳細は、ホームページ参照