【連続写真】
イ・ボミのUT連続
解説=関雅史
ウッド上手な女子プロがお手本!
イ・ボミのUT連続写真
イ・ボミ
1988年8月21日生まれ。158cm。昨季は5勝を挙げて賞金女王。今季は、正確なショットで平均ストローク60台を目指す。韓国出身。マスターズGC所属。
振り遅れをシャットアウト
カラダの左サイドでボールをさばく!
インパクト前後で下半身が粘るとレベルに打てる
イ・ボミ選手はすべてのショットが素晴らしいですが、FW・UTの精度はとくに高い。そのスイングには、地面にあるボールをうまく打つためのヒントが詰まっています。インパクト前後の写真(⑦と⑧)を見てください。下半身がほとんど動かずに、上半身がクラブに引っぱられていくように回っています。インパクトでの腰の開きが抑えられるので、カラダの左サイドでインパクトを迎えられ、レベルに近い軌道でボールを打てます。
アマチュアのほとんどは、インパクトで腰が開いてしまい振り遅れがち。彼女のようなフットワークをマスターするには、振ったあとに右足を前に踏み出すように素振りをしてみましょう。
解説=関 雅史
●せき・まさし/1974年生まれ。「QP」の愛称で雑誌やテレビなどあらゆるメディアで活躍。今季からレギュラーツアーに参戦する、岩橋里衣プロのコーチも務めている。東京都出身。