【連続写真】
宮里美香のFW連続
解説=関雅史
ウッド上手な女子プロがお手本!
宮里美香のFW連続写真
宮里 美香 みやざと・みか
1989年10月10日生まれ。161cm。09年にプロ転向し、米女子ツアーを中心に活躍し12年に初優勝。沖縄県出身。NTTぷらら所属。
インサイドアッパーに打てる!
低く長くヘッドを引いてアーリーコック
ダウンスイングは上げてきた軌道をなぞる
FWでナイスショットが打てるかどうかは、バックスイングで決まるといっても過言ではありません。写真②を見てください。宮里選手は、テークバックでヘッドが地面をこするくらい、クラブを低くインサイド気味に引いています。そこから早い段階でコックをいれていき、短時間でトップを作ります。
ダウンスイングでは、上げてきた軌道をなぞるように振るだけ。ヘッドは自然とインサイドから入り、アッパー気味にインパクトできます。高めの打ち出しで、つかまったボールが打てるでしょう。
低く長くヘッドを引くには、アイアンのバックフェース側にボールを置いてコロがす練習がオススメ。ボールがうしろに真っすぐコロがれば、正しいテークバックです。
解説=関 雅史
●せき・まさし/1974年生まれ。「QP」の愛称で雑誌やテレビなどあらゆるメディアで活躍。今季からレギュラーツアーに参戦する、岩橋里衣プロのコーチも務めている。東京都出身。