【連続写真】
笠りつ子のFW連続
解説=関雅史

ウッド上手な女子プロがお手本!
笠りつ子のFW連続写真

笠 りつ子 りゅう・りつこ

1987年11月4日生まれ。160㎝。ヨコハマタイヤPRGRレディスで5位に入った。ツアー通算5勝。熊本県出身。京セラ所属。

ボールを上げるコツ
正しいリストターンで大きいフォローをとる

手首の角度を変えず腕全体を回転させる

FWやUTは地面から打つクラブでありながら、ロフトが立っています。それゆえボールを上げるには、ある程度ヘッドスピードが必要です。笠選手は、リストターンをうまく使うことで大きなフォローを作り出し、ヘッドを加速させています(写真⑨⑩)。
バックスイングはノーコック気味に上げて、ダウンスイングでタメを作るのが彼女の特徴。フォローで手を返すことで、そのタメを解放します。ただし、手を返すといっても、手首をこねるのではなく、手首の角度をキープしたまま腕全体をターンさせましょう。 また、素振りのときにスプリットハンドで握ると、コックが入りやすくなるので、正しいリストターンを実感しやすくなります。

解説=関 雅史

●せき・まさし/1974年生まれ。「QP」の愛称で雑誌やテレビなどあらゆるメディアで活躍。今季からレギュラーツアーに参戦する、岩橋里衣プロのコーチも務めている。東京都出身。

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