【プロ直伝 上達のヒント】
ドライバーの飛距離アップ術(大堀裕次郎)
ドライバーの飛距離アップ術
大堀裕次郎
大堀 裕次郎 おおほり・ゆうじろう
1991年生まれ。182㎝、80㎏。チャレンジ1勝。昨季、レギュラーツアー本格参戦1年目で見事初シードを獲得した。兵庫県出身。フリー。
下半身先行で飛ばすには右手でグリップエンドを押さえてみよう
切り返しで下半身を先行させてタメを作るのが飛ばしのコツ。
それを体感する方法とは?
下半身先行の動きによって生まれたタメを一気に解放することで、ヘッドを加速させる
クラブを下から支えるように右手をあてがうと、下半身先行の動きとタメが体感できる。
切り返しで手を使ってクラブを振り下ろすと、手首の角度が早くほどけてしまいヘッドが走らない
手の動きを制限することで下半身が先行する
アマチュアの大半は、トップからの切り返しで「手」を使いがち。手を先に動かすと、下半身が動かなくなって手打ちになるばかりか、コックが早くほどけてしまいタメができません。これが飛ばない原因です。
そこで、左手1本でトップのカタチを作ったら、右手でグリップエンドを押さえてみましょう。こうやって手の動きを制限すると、下半身から切り返すことができ、左足を踏み込む感覚がつかめます。このときの「クラブが下りてくるのをガマンする」動きが、結果的にタメにつながって飛ぶようになるのです。